こんにちは、れもんです。
みなさんは「捨てる」という言葉を聞いて、どのような印象を受けますでしょうか?
日常的に捨てているものは、感じることは少ないかもしれませんが、定期的に捨てないものに対しては、「もったいない」
と感じる方は少なくないのではないでしょうか?
今回は、そのような「捨てる」に対して、
考え方が深まる「『捨てる』思考法 結果を出す81の教え」という書籍をご紹介したい思います。
捨てるとはどういうことなのか。捨てる意味について一緒に考えていきましょう。
~こんな人におすすめ~
- ビジネスのチャンスを掴み取りたい方
- 合理的に生きたいと考えている方
- 自分の価値観を研ぎ澄ましたい、個性を磨きたい方
大まかな内容
この書籍では、日本生命に就職後、独立しライフネット生命を設立した後に、立命館大学アジア太平洋大学の学長となった
作者の経験談をもとに、「捨てる」ことの大切さについて話されています。
「捨てる」と一言で言っても、
「物」を捨てるというよりは、結果を出す上で、良くない「考え方」「風習」を捨てる
ということを中心に話が展開されていました。
どのような知識が得られるか
まず、この書籍を読むことで得られる知識を簡単に紹介していきたいと思います。
以下の通りです。
- 捨てることで得られるメリット
- トレードオフの考え方
- ビジネスで応用できる「手放す習慣」について など
本記事では、その中でも個人的に印象に残った「ビジネスで応用できる『手放す習慣』」
について重点的に触れていきたいと思います。
印象に残ったこと
先ほど述べたように、本書の中でも、
「ビジネスで応用できる『手放す習慣』」が印象に残りました。
その中でも、特に印象に残ったのはイノベーションに関する話です。
その節のタイトルは「既存知を捨てて個性を活かせば、新機軸が生まれる」です。
本書では、「ベジソバ」というラーメンを売り出して、
パリに進出し、ミシェランガイドに連載された店主の話が挙げられていました。
一般的には珍しい、にんじんとムール貝を使ったスープとラーメンを
組み合わせて人気を博したのです!
この話から、作者は以下のように解釈をされていました。
つまり、いかに個性を活かすことと自分の頭で考えることが、
イノベーションを起こすために大切であるか。「ベジソバ」はそのことに気づかせてくれました。
ということは、みんなが自分の好きなことをやれば、
「『捨てる思考法』結果を出す81の教え」p.204
大きなイノベーションに結びつく可能性は大いにあるということです。
自分の個性を活かしていいんだ、、
このまとめを読んだとき、率直にそう思いました。
イノベーションを起こすという観点から考えると、
「個性が大事」「周りと違うことをやる必要がある」ということは理解できますが、
実際に、働く上では、
社内の上下関係を意識して言い出せなかったり、
今の安定性に甘えてしまったりして、行動に移せていませんでした。。
反省ですね、、
個性を出すことは悪いことだという認識を改めて、
自分の直観や意見も尊重してあげて、より社会に貢献していきたいと思いました。
自分の個性は何か
個性と一言でいっても、
強みや弱み、好きなこと・嫌いなこと、
得意なこと・苦手なこと、大切にしていることなど様々なことがあると思います。
その中でも、
自分の強みや好きなこと、得意なことに着目し、個性を活かせれば、
本書で挙げられていたイノベーションを起こすきっかけになるでしょう。
自分の強み・得意なことは長所であり、抜きんでている個性ですし、
好きなことは行動力に繋がります。
そして、熱中しやすい傾向にあります。
それらを活かしていくことが大事なのですね。
しかし、そもそも個性を活かすためには、自分を知る必要があります。
みなさんは、自分がどのような人か説明することはできますか?
説明できるということはご立派です(笑)。
説明できないという人はもう少し、自分を知る必要があるかもしれません。
それは、就活の際に行った自己分析を
再度してみることや友人と話し合うことでも分かるかもしれません。
個人的には、自分と向き合う時間を確保すること、
他者と話して自分を知ることが大事なように感じております。
本書では、そこからさらにステージアップして、
個性を活かす、感性を磨くための方法についても紹介されていました。
気になる方はぜひ読んでみてください!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
少し話が飛躍してしまった部分もあったかもしれませんが、
この書籍を読んで、私はより一層自分の個性を大事にしていきたいと思いました。
この書籍は、作者の波乱万丈な人生の実体験から学んだことを
もとに話が展開されていましたので、
単なる読み物としても、大変興味深いものでした。
今回ご紹介したものはほんの一部に過ぎないので、
行動力の高い、作者の方の考え方を学びたい方は読んでみて頂けると良いと思います。
最後までご精読ありがとうございました!!