【書評】「3行日記」を書くと、なぜ健康になれるのか?/小林弘幸

書評

 こんにちは、れもんです。

 みなさんは日記を書いたことがありますでしょうか?

 小さい頃は書いていたという方はいても、大人になってから書いているという方は少ないのではないでしょうか。

今回は、日記と一見関連性がないように見える「健康」との関連性に着目した書籍をご紹介したいと思います。

~このような人におすすめ~

  • なぜ日記を書くと、健康になれるのか知りたい方
  • 体調の浮き沈みが激しく、改善したいと考えている方
  • 健康を維持するために効果的な日記の書き方を知りたい方

大まかな内容

 この書籍では、まず、なぜ「日記」をつけるだけで健康になれるのかという話について、説明されています。

 その後、2章で、健康を維持するために効果的な日記の書き方についてまとめられており、

 3章では、習慣化することでどのような変化をもたらすかということについて話が展開されています。

どのような知識が得られるか

 まず、この書籍を読むことで得られる知識について簡単に紹介していきたいと思います。

 以下の通りです。

  • 日記を書くことが健康に繋がるメカニズム
  • 「交感神経」と「副交感神経」のバランス、質を高く維持することの重要性
  • なぜ「3行」日記が良いのか

 本記事ではその中でも、個人的に最も印象に残った「日記を書くことが健康に繋がるメカニズム」について触れていきたいと思います。

印象に残ったこと

 上記で述べたように、本書の中でも「日記を書くことが健康に繋がるメカニズム」が最も印象に残りました。

 なぜなら、日記を書くことで、自律神経が整い、自身の心と身体をコントロールできると書かれていたのですが、

 その ”コントロールできてない状態” がまさに自分であったからです。

れもん
れもん

「自律神経」って何だっけ。

 正直、そんな状態でした(笑)。

自律神経が整っていないダメな例として、紹介されていたのがまさに自分に当てはまっていました。

それが以下の状態です。

 つまり、1日の自律神経の乱れをリセットすることなくストレスや不調を翌日に持ち越していると、

雪だるま式に疲労がたまっていき、どんどんバランスが悪化してしまうわけです。

「『3行日記』を書くと、なぜ健康になれるのか?」p.13,14

 自律神経は些細なストレスから乱れるものです。しかし、私はそれを整えることなく、

スマホに逃げたり、ベッドに向かうことで現実逃避していました。

その結果、上記のように翌日に良くない状態が持ち越されていました。。

無気力状態が数日間続いていることがあったのですが、その要因が自律神経の乱れにあったのではないかと気づくことができました。

自律神経を整える

 自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。

いしゃまちさんによると、前者は緊張を強いられる場面で機能し、後者はリラックスしている場面で機能します。
(参照:いしゃまち,「交感神経、副交感神経ってなに?バランスが崩れるとどうなる?)

 睡眠は、心身を休めるための状態なので、リラックス状態の「副交感神経」に近い状態です。

 そのため、睡眠の質を高めるためには、

交感神経 > 副交感神経

交感神経 < 副交感神経

 の状態にもっていく必要があるのです。

 つまり、就寝前の時間の使い方が、自律神経の状態を左右し、睡眠の質を変えるといっても過言ではありません。 

 睡眠の質を高めるための第一歩として、日記を始めてみてはいかがでしょうか?

おわりに

 いかがでしたでしょうか?

 今回は、健康に関する本として、

「『3行日記』を書くと、なぜ健康になれるのか?」をご紹介しました。

 本記事では、その中でも、印象に残った「日記を書くことがなぜ健康に繋がるのか」

ということに焦点を当ててみました。

体調の浮き沈みが激しくて悩んでいる、健康を維持するための習慣を知りたいという方

にとってはおすすめですので、ぜひ書籍をあたってみてください。

「3行日記」を書くと、なぜ健康になれるのか?
小林弘幸(小児外科学) | 2014年06月発売

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