こんにちは!れもんです。
みなさんは、「ストロングポイント」という言葉を耳にしたことはありますか?
このワードは、主にスポーツ選手の中で使われ始めたもので、夢、目標を叶えるためには重要な要素の一つになっています。
今回の記事を読んで、ストロングポイントの大枠をつかみ、夢を叶える第一歩を踏み出してみましょう!
大まかな内容
この書籍ではまず、ストロングポイントについての説明から始まり、その力を見つけること、信じることの大切さについて話されています。
その後、世界レベルで活躍しているスポーツ選手の例を挙げて、ストロングポイントの影響力、夢・目標との相互関係について展開されています。
特長
この書籍の特長は世界レベルで活躍されている選手のストロングポイント、その力の影響力が紹介されている点です。
そのため、「差別化」に着目されており、なぜ活躍されてきたのかという背景が分かりやすい構図になっています。
ただ、個人的には、「『ストロングポイント』のつくり方」というタイトルにしては、それのつくり方に関する説明が少なく感じ、
ストロングポイントを見つけた後の話にボリュームがあるように感じました。タイトルと内容に少しギャップがあるように思えました。
印象に残ったこと

私は、この書籍のプロローグで取り扱われている
「自分のストロングポイントを信じよう」が印象に残りました。
特に、次の文章が個人的にはささりました。
つまり、自分の長所や持ち味といいたものをはっきり意識して、自信をもってふるまえる人が魅力的なのであって、そのときはじめて長所がストロングポイントになります。
せっかく取り柄があるのに、「わたしにはいいところなんかない」と考える人こそ、周囲の好意や期待を裏切る残念な人になってしまいます。
「自分を成長させる『ストロングポイント』のつくり方」/和田秀樹 p.19-22
自分では薄々、自分の強み、弱みを把握しているつもりではありましたが、
いざ、他人に褒めて頂いたりすると、周囲の好意や期待を裏切る側の人になっていました。
「仕事が丁寧だけど、時間がかかりすぎてしまう」「協調性はあるが、意見が言えない」などと。
しかし、そのように悲観的に捉えて振る舞っているうちは、
自分のストロングポイントにはならず、人の好意・期待を裏切る人になってしまうとのこと。
確かに、適度な謙遜は必要だと思うが、
他人の好意を否定したり、悲観的に捉えてしまうのは相手にとって失礼なことであり、自身の心理的にも辛いことだと思います。
他人の好意を素直に受けとめること。自分を認めてあげること。
それらがストロングポイントをつくっていくため、良好な人間関係を築くために大切なのではないかと解釈することができました。
まずは強みを見つけてみる

ストロングポイントにするためには、まず、自分の強みを知り、それを素直に受け止める必要があるとお伝えしました。
そこで、一つ質問です。
あなたの強みは何でしょうか??
薄っすらと思い浮かぶという人もいれば、強みとは言い切れないかなと思う人もいると思います。
しかし、みなさんにも就活や受験の際、将来について考え、自分と向き合った経験があるのではないでしょうか。特に就活だと、自分の価値観、強み、将来設計などと自己分析をしたと思います。
それを振り返ってみてもいいですし、まだやったことがないという人は書籍や動画をあたって一度やってみるのもいいと思います。
自分の強みが分かると、自己肯定感が高まりますし、自分への理解が深まると同時に他人の良いところに気づけるようになります!!
ちなみに、私自身は他者を思いやる力、改善力あたりが強みだと思っています。それらをストロングポイントにするために、まずは今の自分を認めてあげること。
そして、観察力、想像力を鍛えることで、思いやる力との相乗効果を狙っていきたいと思いました。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回、私はこの書籍を読んで、
「もっと自分を知りたい、自分の強みを伸ばしていきたい」。
そんな風に思いました。
自分の強みについて興味がある人はもちろん、ネガティブに考えがちな人にもおすすめの一冊です。
この一冊だけではストロングポイント作りは完結しないので、読後に自分と向き合い、小さなことからでも行動して力を磨いていくことが大事だと思います!
興味をもった方は、ぜひ手に取ってみてくださいね。

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