こんにちは、れもんです。
みなさんは平日の帰宅後や休日に
安らぐことはできていますでしょうか?
ストレスがたまると、ゲームをしすぎてしまったり、お菓子を食べすぎたり、お酒を飲みすぎたりしてしまってはいないでしょうか。
ほどほどだといいのですが、過剰になってしまうと問題です。
今回は、診療内科医の鈴木さんによる「本当の休み方」の書籍を取り上げ、効果的な休み方について考えていきたいと思います。
読んだきっかけ
最近、睡眠の質が良くないように感じていたところ、
タイトルの「診療内科医」「本当の休み方」に惹かれ読んでみたいと感じたからです。
どのように変われたか
ストレス反応の状態が2つに大別されることが理解できた。
また、それぞれの状況下にあった適切な休息の取り方・発散方法のパターンが分かったため、自分のストレス状態に置き換えて考えることができた。
大まかな内容
次は大まかな内容に入っていきたいと思います。
この書籍では、初めに「正しく休むことの難しさ」について話が進められ、
その後は、リラックス状態と関連性の強い自律神経について取り上げられます。
後半では、個人のタイプに合った適切な休み方について話がまとめられていきます。
印象に残ったこと
私は、本書の中でも、
「2通りの方向性をもつストレス反応」が最も印象に残りました。
なぜなら、ストレスはイライラするといったイメージが強く、2種類もの状態があることを知らなかったからです。
本書では、ストレス反応は大きく分けて2つあると話されていました。
①アッパー系ストレス反応(炎のモード)
②ダウナー系ストレス反応(氷のモード)
の2つです。
①に関しては、以下のように説明されていました。
ストレスがかかったときに、心臓の鼓動や呼吸が速くなり、血圧が上がり、
「診療内科医が教える本当の休み方/鈴木祐介」p.87
不安やイライラ、焦りを感じたり、胸がドキドキ〔中略〕する反応です。
いわゆるハイテンションな状態ですね。
②に関しては、以下のように説明されていました。
体がだるい、活力や興味が分からなくてうつっぽくなる、感情が分からない、
やたら眠い、ボーっとする〔中略〕するなどの反応がそれにあたります。
「診療内科医が教える本当の休み方/鈴木祐介」p.88
いわゆる、ローテンションな状態ですね。
「ストレス」と聞くと、
イライラするなどの炎のモードを思い浮かべがちですが、
無気力状態などの氷のモードもある種のストレス反応に当てはまるということですね。
この事実を知り、驚いたのですが、インターネットでストレスの意味を調べてみたところ、このような意味が出てきました。
ストレス・・・外部からの刺激などによって体の内部に生じる反応のこと
2021, e-ヘルスネット(厚生労働省), 「ストレス」
意味を正しく知ると、無気力状態などの氷のモードもストレス反応の一つと捉えられることに納得できますね。
この状況を受けて、言葉の意味を正しく理解した上で、使わなければいけないなと思いました。
イライラした時に・・・
人間なので、誰しもイライラすることはあると思います。
人との価値観の違いによる摩擦、自分の思い通りにいかないことによるストレスなどと。。
私はそのようなイライラ状態に入った時に、深呼吸する、炭酸を飲む、ゲームをする、アニメを見る、とりあえず寝る
といったようなことで対処してきました。
一見、ありがちなストレス発散方法だと感じると思いますが、
実は、これらの対処法は半分正解で半分間違いでした(笑)。その理由に関しては、本書を読んでみると分かります。
ストレス反応がアッパー系の「炎のモード」、ダウナー系の「氷のモード」の2パターンあると分かった今、
ストレス→ストレス発散 に留まらず、
ストレス→炎のモード or 氷のモード
→ 炎のモードにあった休息 or 氷のモードにあった休息
とそれぞれの状況に合った休息の取り方を積極的に選んでいく必要があると分かりました!!
みなさんは、ストレスを感じた時、どのように対処してきたでしょうか?
一度振り返ってみると、面白いかもしれませんね。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回はストレスとそれに対する休息方法・発散方法について詳しく書かれた「診療内科医が教える本当の休み方」を取り上げてみました。
一部抜粋して紹介する形になりましたが、
「もう少し本の内容を知りたい」「効果的な休息方法を知りたい」と感じた方は、ぜひ本を手に取ってみてくださいね。
ご精読ありがとうございました!