こんにちは、れもんです。
突然ですが、みなさんはアウトプットする時間を設けられていますでしょうか?
学生の頃はできていたが、社会人になってからはあまりできていない、意識できていない人も少なくないと思います。
学びを深めるため、自身をより良くするための一歩として、
ぜひ今回の記事で、「アウトプット大全」を読み解き、アウトプットへの考え方をアップデートしていきましょう。
概要
まずは、簡単な内容と目次の紹介から始めたいと思います。
- CHAPTER1 アウトプットの基本法則 RULES
- CHAPTER2 科学的に裏付けられた、伝わる話し方 TALK
- CHAPTER3 能力を最大限に引き出す書き方 WRITE
- CHAPTER4 圧倒的に結果を出す人の行動力 DO
- CHAPTER5 アウトプットを高める7つのトレーニング法 TRAINING
以上の5章から、「学びを結果に変えるアウトプット大全 」は構成されています。
特長
この書籍は、単にアウトプットのコツ、やり方に留まらず、
「話し方」「書き方」「行動力」とテーマを絞って説明されているのが特長です。
「話し方」を例にすると、「雑談」「説明」「営業」などと具体的な場面をイメージして書かれているため、自分に合ったものを選んで、すぐにでも取り掛かれるようになっています。
印象に残ったこと
CHAPTER1 アウトプットの基本原則3の「インプットとアウトプットの黄金比は3:7」が最も印象に残りました。
その内容の要点をまとめた文章がこちらです。
アウトプット比率でいうと、初心者は6割、熟練者は7割の時間をアウトプットに振り分けるのが効果的な勉強・学びの方法と言えるのです。
多くの人はインプット過剰、アウトプット不足に陥っており、それこそが勉強しているのに成長しない最大の原因とも言えます。
「学びを結果に変えるアウトプット大全 」-CHAPTER1 アウトプットの基本原則3
インプット過剰・アウトプット不足故に、結果が出ないということは容易に想像ができるのですが、
それらの黄金比率が3:7と、アウトプットにかなり寄っていることが驚きでした(笑)。
実際はそれらの比率が逆転しており、7:3、6:4になっていることが多いようです。
「知識を覚えて、正解できる」という状況においては、少し想像しずらかったのですが、
「知識を覚えて、力を身に着ける」という状況においては、アウトプットの時間を十分確保することの重要さが想像できました。
確かに、経験値を積むことで慣れることができ、力が身につくと。
「コミュニケーション能力」を高めたいというケースを例にすると、
コミュニケーションに関する書籍を何冊も読んで、少しアウトプットするよりも、
書籍の中で要点となるところ、吸収すべきだと感じたところを絞って、実践でそれを意識してどんどん経験値を積む。
その方が、圧倒的に力が身に付くと思えました。
アウトプットの時間を作れているか
私はこの書籍を読んで、アウトプットの時間を作ることの重要性を再確認したと同時に、自身のアウトプット不足を痛感しました。
本を読んで、動画を見て、まるで何か変わった気になったのか、行動を起こさずに満足していることが度々あったのです、、
みなさんはアウトプットの時間を十分確保することができていますか?
今や、コンテンツ過多の時代と言われ、Youtube・TV・電子書籍等あらゆるコンテンツに気軽にアクセスでき、消費できるようになっています。
家で一日中スマホとにらめっこしても充分過ごせるくらいです(笑)。
Youtubeを視聴した時、TVで有益な情報を得た時、読書をした時、それら見たり、読んだりする(インプット)だけで満足していないでしょうか?
自分にはその覚えがあったので、そうならないように改善していきたいと思いました。
そのためには、「何を学んだのか」という振り返り、「今後どうするべきか」というアクションを書くなど仕組み作りが大切だと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
勉強しているのに成果が出なくて悩んでいる、行動を起こせず受け身で悩んでいる人にとっては特におすすめです!
自身の時間の使い方、アウトプットについて向き合うきっかけをくれる本だと思いました。
気になった方はぜひ、手に取って読んでみてください。
ご精読ありがとうございました!
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